Case studyPARK活用事例

更新

DX診断×デジタル研修で自社がやるべきことを具体化

中小企業の事例

  • 課題

    • 今回、愛媛県内企業を対象に「生産性向上を目指したデジタル活用研修」と題した研修を実施しました。この研修は、DXやデジタル化の必要性は感じているものの、その具体的な内容や取り組み方をうまくイメージできていない企業を主な対象としています。そのため、研修を通してDXを促進するには、第一ステップとして自社の現状を可視化し把握することが欠かせません。そこで、本研修では、事前に各社のDX診断を実施し、「DXスタート診断レポート」として共有しました。
  • 効果

    • 研修参加者様には事前に「DXスタート診断レポート」をご確認いただいた上で、研修当日は診断結果の解説のほか、DXの基礎知識から活動手順、DX事例等についての講義を実施しました。これにより、研修参加者様は自社の現状と照らし合わせながらDXを理解することができます。そして、自社の現状とDXに関する理解を深めることを通して、今後の具体的なアクションにつなげられるような研修を目指しました。

活用のポイント

  1. アンケートで自社のDX状況を回答

    研修参加者様にはDX診断アンケートにて、DXやデジタル化に関する29の設問にご回答いただきました。この設問項目は、DXの状況を総合的に診断するため、社内体制やIT活用、人材育成、ビジネスモデルなど複数のテーマから構成されています。回答はすべて選択式で、自社の状況を振り返りながら回答いただきます。

  2. 回答結果をもとにDX推進度を診断

    回答結果をもとにきづなPARKでレポートを作成し、診断結果を可視化します。具体的には、DX推進度の総合スコアやテーマごとのスコアのほか、他社平均値との比較等を把握することができます。スコアが低い部分は取り組みが必要な課題点といえますので、今後のやるべきことが明確になります。

  3. 研修にてレポートの内容を解説

    研修では「DXスタート診断レポート」に関して以下の解説を行いました。
    ・研修参加企業の中での平均点やアンケート結果の傾向
    ・アンケートの設問に沿ったDX推進の重要ポイント
    ・スコアが低い場合に想定される課題とその解決策

    このように自社の現状と照らし合わせながらDXやデジタル化を理解することで、その内容や取り組み方をより具体的にイメージいただけたのではないかと思います。