Case studyPARK活用事例
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【赤字脱却】ペーパーレスへの取り組みが、業務効率化と経費削減に!
中小企業の事例
- 業種建設設備業
- 従業員数6名
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BEFORE
- 月次の売上・経費を含め、毎月のお金の流れを把握していない
- 点検報告書を毎回ゼロから作成しており、残業時間が増えてしまっている
- 社内ネットワーク環境が整っておらず、ネットにつながるパソコンが数台しかない
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AFTER
- 月次決算を開始。経費を正しく把握し、仕入先を変更したことで経費削減
- 社内ネットワークの整備の上で、業務フローを正しく定めたことで、残業時間が大幅減!
- 紙での書類管理をデータ管理にすることで、作業時間の大幅短縮に
活用のポイント
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後継者と経営状態の可視化に取り組み、財務状況のテコ入れへ
まずは高齢社長に代わって、ご子息である後継者と共に可視化へ取り組みました。伴走支援の元、現在の経営状況の可視化を実施しました。まずは会社の財務状況。もちろん、決算書で年次の財務状態はわかりましたが、毎月入ってくるお金、出ていくお金、予算と実績、全く見えていない状況でした。
決算書が赤字である以上、お金の使い方の見直しから始めなければなりません。
入ってくる金額と出ていく金額の把握。何にどれくらいコストがかかっているのか、変動する原価は過去どれくらいで、今はどれくらいなのか。今月の受注分はいつお金になるのか?借入金の返済計画は・・・?など、自社で会計ソフトも無かったため把握できていなかったところを、業務フローを整えると共に、毎月社長と経営層ですり合わせができるように改善をしました。それにより、2年前より材料費が高騰し続けていることが発覚。
改めて仕入先を検討したことで、大幅な原価の削減につながりました。 -
業務フロー図やネットワーク環境図などから、業務効率化へ
社員さんにご協力いただき、作業単位での業務フロー図を作成したところ、同じ点検作業であるのに、人によって報告書作成のフローが違うことが発覚。また、報告書をデータで保存することが徹底されていなかったため、毎回作業の度に、一から報告書を作成していたことがわかりました。
それに伴い、社内に複数台あるパソコンも、数台しかネットワークにつながっていないこともわかり、社内での情報共有や、作成した報告書をメールで送るためのデータ移行等にも手間がかかっていたことがわかり、ネットワークの整備を実施しました。
今では、どのパソコンからも安全にネットワークにつなげることができ、報告書作成の正しい業務フロー図も策定。報告書は必ずサーバーに保管することで、同社の報告書は前回のものをコピーし更新することで作成が可能に。社員間での情報共有もできているため、残業時間も大幅削減。業務効率改善につながっただけでなく、社員のワークライフバランス向上と、残業代の削減にもつながっています。 -
ペーパーレス&データ管理で作業時間の大幅削減
もともと社内には紙書類がたくさん。情報管理も書類をファイリングすることで行っていたため、前回の情報を棚のファイルから探してきて、それを見ながらエクセルに打ち込み、打ち込んだエクセルをプリントアウトをして紙面上にスケジュール等を書き込み管理をし、それをファイリングして本棚へ・・・という時間を費やしていた管理業務を、社内ネットワークと適切に整備できたタイミングで見直し、データで管理し、作業もできるように業務を大きく改善。
始めこそ、慣れたやり方の方が気持ち的にもラクだったようですが、作業時間が約半分になった業務もあり、社員さんの反応も上々。社内効率化がますます進んでいます。
前期は赤字決算でしたが、さまざまな改革(可視化やデジタル化・DX)によって、見事、赤字脱却もできました!
今後の展望
更なる財務健全化に向けて、
ペーパーレスと業務の効率化を進め、浮いた工数にて売上のトップラインを上げる活動をしていきます。
併せてESG経営への取り組みを通じて、企業価値を上げる活動も並行し、選ばれる企業への成長を目指します。