Newsきづなニュース

【中小企業経営者1000人が回答】SDGs・ESGの意識と取り組み

ブルーレポート

昨今の地球温暖化、人権、発展途上国支援、衛生、資源問題など地球規模の課題に立ち向かうために、SDGs(持続可能な開発目標)やESGなどの必要性が国や関係機関から示され、大企業のみならず中小企業もこれらを意識した経営に取り組むことが求められています。

今回のブルーレポートmini2月号では、中小企業経営者のSDGs、ESGに関する認知度や取り組み状況について検証し、整理しました。

SDGsが国連サミットで採択された2015年から、2022年で7年目となります。一方、「環境(environment)」「社会(society)」「企業統治(governance)」の英語の頭文字をとったESG投資が最初に提唱された2006年からは15年以上が経ちます。2つとも企業経営において重要な取り組みとして、国や経済団体などがその取り組みによる企業価値向上の必要性を訴えています。

年々その重要性が高まっている2つの概念について、中小企業経営者はどの程度認知が進んでいるのでしょうか。上記のグラフによると、SDGs、ESGの「両方知っている」と回答した経営者は30.4%、最も多かったのは「SDGsだけ知っている」と回答した経営者で、53.1%となりました。一方、SDGsは知らないが「ESGだけ知っている」との回答は0.7%にとどまっています。SDGsが全世界的な、国を挙げてのキャンペーンの側面と、メディアで扱われる機会も多いことから企業の規模に関係なく注目を集めていることがうかがえますが、ESGは投資行動に関連して扱われることが多いため、特に規模の小さな企業が関心を示すことは少なかった可能性があると思われます。SDGs、ESGは企業価値を上げ、経営にも有利に働くと言われており、言葉の意味の説明や具体的な取り組み事例の紹介などを通して、今後も丁寧な情報提供が必要になるでしょう。

本文では、この他にも「中小企業経営者のSDGs・ESGの理解と取り組み状況」「中小企業のSDGs・ESGの具体的な取り組み内容とその成果」についても考察しています。

(続きはブルーレポートmini 2月号をご覧ください。)

 

きづなPARKを運営する株式会社フォーバルでは、中小企業経営者の実態として、定期的に経営者さまの意識やお考え、事業の現況を、1軒1軒の対面ヒヤリングにて調査し、その結果を分析、考察したものを「For Social Value ブルーレポート」として発刊しています。今回2月号では、自社におけるSDGs、ESGに関する認知度や取り組み、そして今後の課題や展望にフォーカスしております。

【For Social Value ブルーレポートmini 2月号】

https://www.forval.co.jp/consulting/pdf/bluereport_mini_202202.pdf

ブルーレポートへのご質問等ございましたら、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。