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【GDX便り】『研究レポート 中小企業のESG経営:G(企業統治)』を発行
本研究レポートでは、過去2回にわたってESGを紹介してきました。
ESGとはEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)に配慮した経営を表す言葉で、投資家や金融機関などから注目されています。
過去2回ではE(環境)とS(社会)を取り上げました。今回は3つ目のG(企業統治)について考えていきます。
ESGにおけるG(企業統治)とは「コーポレートガバナンス」とも呼ばれる、健全な経営に向けて求められる仕組みや管理体制の構築のことです。
近年、コンプライアンス(法令遵守)の重要性が指摘される中で特に関心が持たれています。
企業統治が脆弱だと、
例えば上記のコンプライアンスの他にも、経営の透明性やステークホルダーの権利保護、不正行為の防止などへの監視が行き届かなくなります。
具体的な取り組みとしては、経営に第三者の視点を入れることや、有識者によるアドバイスの導入、社内管理体制の構築と罰則規程の明確化、さらにはこれらの文書化による社内への情報共有などがあります。
企業統治への取り組みを強化することにより、組織力はもちろんのこと、株主や取引先などからの評価が高まり、持続可能な経営に資するといわれています。
こうした取り組みは、中小企業でどの程度進んでいるのでしょうか。
中小企業のESGへの取り組みに関する調査から、今回はG(企業統治)の結果を報告します。
さらに、業界研究として「2024年問題」で注目されている建設業を個別に取り上げ、分析しました。
『RESEARCH REPORT 中小企業のESG経営:G(企業統治)』
出典:フォーバル GDXリサーチ研究所
●本レポートの詳細は、こちらをご参照ください。