Case studyPARK活用事例
更新
業務のデジタル化と可視化により
生産性への意識が飛躍的に向上!
中小企業の事例
- 業種製造卸売業
- 従業員数26名
-
課題
- 工場で製造している商品を紙に記録した後、事務所にあるPCを使ってExcelに転記しているため、リアルタイ ムに製造量を把握できていない。
- 新型コロナウイルス感染症により経営に打撃を受けている今だからこそ従業員一人ひとりの生産性を高めていきたいが何から手を付ければいいのかわからない。
-
効果
- 製造記録をスマホアプリへの入力に変更することでリアルタイムに製造量を把握でき、需要に合わせた製造調整や生産予測を立てられるように!
- 製造量データと勤怠データを掛け合わせ、従業員1人あたりの1時間の製造量を可視化することで従業員の生産性への意識が芽生えた!
活用のポイント
-
現場が抱えている課題と経営者が抱えている課題、両方を把握する
業務改革を実現するには、経営者が抱えている課題の他、現場が抱えている課題にも目を向け、双方の課題を把握したうえで改善策を考えることが重要です。現場の声に耳を傾け何を感じどう経営に活かすか、現場のリアルな声を経営に反映している企業こそ、成長のスピードが速く、競争優位性を高めています。
-
業務のデジタル化と可視化により得られたデータの利活用
製造量を紙で記録していたアナログ作業からスマホアプリへの入力という業務のデジタル化を実施したことで現場の作業工数が減少し、経営者はリアルタイムにデータを把握し活用することができるようになりました。DXの推進には1つの課題に対して長期的且つ多角的に解決方法を模索する視点が必要です。
-
データの掛け合わせにより新たな価値を創出
デジタル化したことにより可視化できた製造量データと勤怠データを掛け合わせることで、”従業員1人あたりの1時間の製造量”という価値を持った情報を生み出しています。データを可視化するだけでなく、可視化したデータから新たな価値を生み出すことがデータ活用においては重要なポイントです。
今後の展望
従業員個人の生産性への意識を保ちつつ、工場や社内全体の生産性を考慮した人員オペレーションの最適化を実施していきたい。
またお客様の購入履歴など社内に溜まっているだけのデータをデジタル技術を用いて可視化し、価値を持った情報として経営に活用していきたい。