Case studyPARK活用事例

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【社員給与アップに向けて】従業員スキル向上と受注キャパシティの増強により利益増を実現

中小企業の事例

  • 業種空調設備設計・施工・メンテナンス
  • 従業員数25名
  • BEFORE

    • 過去10数年にわたって安定経営、しかし横ばいであることに危機感
    • 従業員を無理に増やしたくはないが、人材が足りない業務もある
    • 頑張る従業員の給与を上げたいが、利益は増えていない
  • AFTER

    • きづなPARKで収益性を分析、さらなる成長に向けて受注増に向け人財育成の強化へ
    • 徹底した経営資源と従業員スキルの可視化により業務を最適化
    • 人財育成に力を入れたことにより受注キャパシティが増強、売上増に

活用のポイント

  1. きづなPARKで収益性を分析、さらなる成長に向けて人材育成の強化へ

    きづなPARKの「決算書3ヶ年分析レポート」にて、企業の過去3年分の売上高や営業利益率の推移を表示させ、収益性を分析しました。
    空調設備の設計や施工、メンテナンスを手掛けるこちらの会社。過去10数年にわたって安定した売上を達成し、財務状況は良好で推移してきました。
    しかし「停滞は衰退」と考える社長。目下、社員への給与を増やしたいという思いがあり、さらなる成長に向けた模索を始めます。そこで注目したのが人財育成です。工事を担う人財が、生産性高く楽しく働き、定着する組織を目指すことになりました。

  2. 徹底した経営資源と従業員スキルの可視化により業務を最適化

    求める人財が育ち、かつ定着する組織づくりに向けて、まず着手したのは未来の組織図づくりです。未来に向けて不足するポジションを明らかにし、現状の部署において必要なスキルや、従業員全員のスキルを可視化しました。可視化の目的は事業の目詰まりや成果を見えやすくするためです。
    その結果、従業員の適材適所への配置や、不足するスキル教も加えながら、業務の最適化が進みました。また、教育プロセスの数値化による効果測定や、従業員スキルのデジタル判定も進み、効率的な人財育成の進捗確認が可能になりました。

  3. 人財育成に力を入れたことにより受注キャパシティが増強、売上増に

    こうして人財育成に力を入れたことにより、この会社では従業員のスキルの底上げ、さらには受注キャパシティの増強が実現し、売上増につながっています。
    今期はすでに月次レベルで前年を上回っており、営業利益率は上昇、さらに過去最高収益を達成する見込みです。

今後の展望

月次決算の徹底や人財の育成などに丁寧に取り組んできた結果、今までよりも利益が残せる体制を築くことにつながりました。
得られた利益を活用してさらに人への投資を進めつつ、従業員への給与アップにて還元できる企業にしていくことが、目下の目標です。