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福祉事業の経営再建|月次会計で見える化、営業改革とESG経営で収益改善を実現

中小企業の事例

  • Before

    • 主要事業で利益を生みにくく、赤字が続き債務超過に転落
    • 経営改善に取り組んだ経験がなく、何から始めるべきか不明
    • 人材確保が重要な中、応募者数が伸び悩んでいる
  • After

    • 高単価案件に絞った営業戦略で、黒字化と債務超過を解消!
    • 月次会計の導入で可視化経営を実現し、迅速な意思決定が可能に!
    • ESG経営を自社HPで発信、第三者認証取得によって信頼性が向上!

活用のポイント

  1. 赤字と債務超過の原因は?売上構造の見直しから始めた経営改善とは

    障がいを持つ人の働く場の創出を目的として、約10年前に創業した福祉事業を展開するこちらの会社。障がいを持つ利用者を雇用し、パソコン入力や梱包などの軽作業を中心に事業を展開しています。福祉業界の市場規模は年々拡大しているものの、近年は売上が低迷し慢性的な営業赤字に陥り、債務超過となっていました。

    経営改善に向けて何をすれば良いのか。まずは財務の可視化を行うため、きづなPARKの決算書3ヶ年分析を実施します。貸借対照表の推移を見ると純資産のマイナスが続き、「存続危機型」であることがわかりました。

    福祉事業であっても、利用者の賃金は生産活動から支払う必要があります。財務改善に向けては、売上改善を進めなければなりません。そこで、低単価で薄利多売の既存事業を見直し、高単価の新規案件に絞って営業を強化しました。その結果、着実に売上が拡大し、営業黒字の達成と債務超過脱却を実現しました。

  2. 数値で経営を把握!月次会計で見えた課題と改善のポイント

    経営の可視化を進めると、社長も初めて知ることがたくさんありました。それまで数値を根拠とした経営課題の把握や改善への取り組みをしたことがなかったのです。

    そこで社長は、この機会に徹底的な可視化経営にチャレンジすることにしました。きづなPARKの決算書分析ツールを活用し、まず月次会計を導入します。すると月ごとの売上管理はもちろん、月次の営業利益や販売費及び一般管理費の推移など、損益分析が一目瞭然に! 不採算事業の見直しや経費削減のポイント把握に役立ちました。また詳細な労働時間の入力を進めて生産性分析も実施。現在は業務効率の改善に向けた取り組みを加速させています。

  3. 信頼を高めて選ばれる企業へ!ESG経営で進めた差別化戦略とは

    福祉事業を展開する多くの会社が給付金を得ていますが、それを得るためにも、また事業を安定的に運営するためにも、利用者の確保は重要な課題です。多くの利用者が事業所のポータルサイトから応募してくる現状を踏まえ、社長はサイトコンテンツの拡充による差別化を進めることにしました。

    そこで注目したのがESG経営です。すでに福祉事業を通してESGのS(社会)への社内の意識が高いため、それをアピールすることにしたのです。きづなPARKの「中小企業版ESG判定」で現状の取り組みを評価すると、判定は「B」とまずまずの評価。Sに加えてG(企業統治)が特に高評価でした。

    現在は、伸びしろのあるE(環境)への取り組みを強化しつつ、サイト上でESG経営をアピール。第三者認証も取得し、差別化戦略を進めています。

今後の展望

障がいをお持ちの方でも働ける場を作りたい、その想いでこの10年取り組んできました。これからも持続可能な経営を意識して、徹底的な可視化とESG経営の強化を進めていきます!