Case studyPARK活用事例

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「営業マンいらずの営業戦略」Web営業導入で問合せ急増!黒字化&債務超過脱却!

中小企業の事例

  • Before

    • 営業マンは社長一人、従来型の営業スタイルを続ける中、営業赤字から債務超過に
    • 人材不足で業務が回らないが、募集しても新規の応募がない
    • 経営ビジョンや事業計画がなく、職場環境も整理されていない
  • After

    • オンラインの営業ツール導入で新規顧客の増加・売上改善・黒字化に加えて債務超過も脱却!
    • きづなPARK「人的資本判定」で可視化された職場環境の課題を改善したことで採用応募も増加!
    • 持続可能な経営を進めるために経営ビジョンと事業計画を策定、選ばれる会社を目指す!

活用のポイント

  1. 営業方法の転換により新規顧客増加から売上改善、黒字化に加えて債務超過も脱却!

    レストランやホテル、居酒屋などの事業者向けに業務用アイスデザートの製造・販売・卸を展開するこちらの会社は、小規模精鋭でこれまで着実に成長を遂げてきました。しかし、近年はコロナ禍で売上が減少して営業赤字が続き、債務超過に陥っていました。
    まずは、きづなPARKの「決算書3ケ年分析」により財務状況を検証します。昨今の物価高の影響もあり、売上原価の大幅な削減が難しい中、注目したのは販売費及び一般管理費の削減と売上の確保です。新規顧客の獲得によりスケールメリットを生む戦略で、まずは営業赤字の脱却を目指すことにしました。
    こちらの会社の営業スタイルは、従来型の顧客訪問です。営業マンは社長のみのため、社長が毎日のように全国を飛び回っていました。それならば、社長の代わりをデジタル技術が担えないか、との発想から、オンラインの営業ツールやリスティング広告の導入を進めました。
    すると効果はすぐに見られ、毎月数十件の問い合わせが続き、年間ベースで粗利が数千万円単位で改善。1年で黒字化達成、2年目には債務超過も脱却しました。

  2. 職場環境の課題を可視化。働きやすい環境へと改善を進めて応募も増加!

    経営改善、そして人材確保への順調な歩みを続けるこちらの会社。更なる成長に向けて、他社との差別化や事業の強みと弱みを把握する目的で、きづなPARKの「中小企業版ESG判定」を実施しました。
    ESG判定では、企業の非財務領域(環境、社会、企業統治)に関する取り組みを評価し、数値化します。こちらの会社は、CO2排出量の把握や削減目標などへの取り組み(環境)、社員向けの研修や働きやすい職場環境の整備(社会)などに課題があることに加え、経営ビジョンの策定(企業統治)もできていないことがわかりました。
    社長によると、設立からの10年間はがむしゃらに走ってきたため、明確なビジョンや事業計画などに着手できていなかったそうです。持続可能な経営を進める上で、また社内のガバナンスを強化する上で、経営ビジョンや事業計画の策定は欠かせません。この結果を踏まえ、まずは社長と会社の未来像を徹底的に話し合い、経営ビジョンを作成し従業員に共有しました。
    こうした非財務領域への取り組みは、持続可能な経営に欠かせない取り組みです。選ばれる会社になるため、こちらの会社ではESG判定により明らかになったCO2削減への取り組みや働きやすい職場環境の整備も並行して進めています。

  3. 持続可能な経営を進めるために経営ビジョンや事業計画の策定し、選ばれる企業に!

    経営改善、そして人材確保への順調な歩みを続けるこちらの会社。更なる成長に向けて、他社との差別化や事業の強みと弱みを把握する目的で、きづなPARKの「中小企業版ESG判定」を実施しました。
    ESG判定では、企業の非財務領域(環境、社会、企業統治)に関する取り組みを評価し、数値化します。こちらの会社は、CO2排出量の把握や削減目標などへの取り組み(環境)、社員向けの研修や働きやすい職場環境の整備(社会)などに課題があることに加え、経営ビジョンの策定(企業統治)もできていないことがわかりました。
    社長によると、設立からの10年間はがむしゃらに走ってきたため、明確なビジョンや事業計画などに着手できていなかったそうです。持続可能な経営を進める上で、また社内のガバナンスを強化する上で、経営ビジョンや事業計画の策定は欠かせません。この結果を踏まえ、まずは社長と会社の未来像を徹底的に話し合い、経営ビジョンを作成し従業員に共有しました。
    こうした非財務領域への取り組みは、持続可能な経営に欠かせない取り組みです。選ばれる会社になるため、こちらの会社ではESG判定により明らかになったCO2削減への取り組みや働きやすい職場環境の整備も並行して進めています。

今後の展望

着実に事業の拡大と安定化が進みましたが、次の課題は従業員の採用と定着です。「フルーツアイスのシェアNo.1になる」との目標を達成するには、従業員とともに会社も成長し続ける必要があります。商品開発と顧客開拓、そして働きやすい環境の整備をバランスよく手掛けていきたいと思います。