PARK活用事例
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情報管理が経営を左右する!DX遅れから信頼回復を果たした設備工事会社の挑戦!
中小企業の事例
- 業種建設業
- 従業員数9名
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Before
- 慢性的な赤字経営から脱却したいが、何をすればよいかわからない
- 顧客からセキュリティ対策強化の要望があるも、対策には不安が…
- 紙依存体質から脱却し、企業ブランドを向上させたい
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After
- 原価の見直しと経費精算の厳格化で、一年で営業黒字転換へ!
- DX診断を通して弱点を把握!対策を強化して顧客の信頼確保へ!
- 紙使用量を可視化して環境対策を強化、第三者認証で対外アピールも展開!
活用のポイント
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原価の見直しと経費精算の厳格化で、一年で営業黒字転換へ!

空調や衛生設備などの設計から施工管理、メンテナンスまでワンストップで請負うこちらの会社。
創業から約20年、着実に顧客を増やしてきました。
しかしその経営に陰りが見え始めます。
売上自体は確保しているのに、近年は営業赤字が続いていました。
しかし社長は、何から手を付ければよいかわかりません。
まずは財務状況を把握するため、きづなPARKの決算書3か年分析を活用します。
そこでわかったのが、原価の低さと販売費及び一般管理費の高さでした。
社長にその理由を問うと、税理士に丸投げしているためわからないとの回答が…。
自社の財務状況についてきちんと把握できていない実態が明らかになりました。
早速改善に向けた取り組みを始めました。
売上原価比率は約10%、販管費比率も約6%改善し、対前年比で営業利益280%を実現!
取り組みから1年で営業黒字への転換を達成しました。 -
DX診断を通して弱点を把握!対策を強化して顧客の信頼確保へ!

同社は売上の半分以上が、設備関連の専門工事を請け負うサブコンからの受注です。
あるときその顧客から、情報セキュリティに関するチェックシートが送られてきました。
内容を確認すると、項目のほとんどに対応できていないことがわかりました。
重要な取引先からの問い合わせで無視することもできません。
そこで、きづなPARKのDXスタート診断で、自社の対応状況について確認してみました。
その結果は36点、DXへの取り組みが全体的に遅れている中、特にDX推進体制の整備が着手できていませんでした。
早速、情報資産の可視化と情報セキュリティポリシーを作成します。
加えて、情報管理体制の構築や、セキュリティ機能を備えたサーバーを導入し、物理的な情報管理による防御も進めます。
同時に業務効率化に向けたデジタル技術を積極的に社内に配置し、それを扱う人材の教育にも力を入れました。
その結果、1年後に行ったDX診断では44点アップの80点を獲得!
無事に顧客からの信頼も獲得することができました。また1人当たりの生産性を見ると、2年で200%以上アップしていました。 -
紙使用量を可視化して環境対策を強化、第三者認証で対外アピールも展開!

そのDX推進のプロセスでは、紙への依存からの脱却も図りました。
紙の使用量を可視化し、古紙は回収してアップサイクル。
電子契約も導入するなどして使用量を徹底的に削減したところ、紙の使用は前年比率で21%の削減を達成!
紙依存体質の改善が進みました。またCO2排出量も1年で21%の削減効果が見られました。
これらの取り組みは、非財務視点ではどの程度効果があったのでしょうか。
きづなPARKの「中小企業版ESG判定」は、企業の環境・社会・企業統治の取り組みを可視化し、数値化することができます。
これら一連の取り組み前後でこの判定を実施したところ、なんと37点もアップしたことがわかりました。
同社はこの機に、ESGに関する第三者認証も取得。これらの取り組みを通し、企業価値向上に向けたアピールも進めています。
今後の展望
デジタル化や環境への取り組みを可視化することで、社員の意識改革が進み、売上もアップしました。今後も可視化ツールを活用しながら改善への取り組みを続けます。