きづなPARK PARK活用事例 きづなPARK PARK活用事例

PARK活用事例

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(株式会社ディレクターズ様)
きづなPARKで課題を可視化!利益を生み出す仕組みづくりと経営改革への挑戦

中小企業の事例

  • Before

    • コロナ禍を経て受注は回復するも、営業赤字に陥ってしまった…
    • 売上拡大を目指したいが、営業担当者の業務負担はすでに限界…
    • 社員のスキルアップと意識改革を進めたいが、何をすればよいかわからない…
  • After

    • 原価管理の徹底と販管費の見直しにより、わずか1年で営業赤字脱却!
    • 属人的な営業手法をマニュアル化し新規開拓の時間を創出、売上増を実現!
    • 「中小企業版ESG判定」を手がかりに組織改革。制度化が進み、業務も円滑に!

活用のポイント

  1. 決算書分析とDX診断で課題を可視化!
    コスト改善と業務効率化で収益力向上

    企業イベントの企画・制作・運営に携わる株式会社ディレクターズ様。
    創業から約20年、着実に事業を拡大してきましたが、コロナ禍の影響により経営環境は大きく変化しました。
    受注は回復しつつあったものの、思うように利益が残らず、収益面に課題を抱えていました。

    そこで、きづなPARKの「決算書3か年分析」を活用し、自社の経営状況を可視化。
    分析の結果、売上高に対して売上原価、販売費および一般管理費(販管費)等コストの合計が売上高の109%に及んでおり、原価管理、経費削減の両方で改善の余地があることが見えてきました。
    まず行ったのは、取引先と案件の精査です。市場調査をもとに外注費の適正化を進めるとともに、不採算案件については価格交渉を実施。
    利益を確保できる受注体制づくりを進めました。
    また、業務効率化に向けて、きづなPARKの「DXスタート診断」を実施すると、その結果は100点満点中16点と、ほぼ手を付けられていないことがわかりました。
    そこで、全社でデジタル化を推進する方針を固めます。
    属人的な作業を見直し、顧客管理(CRM)や営業管理(SFA)などのシステムを導入すると業務効率化が一気に進み、残業時間や事務作業の工数などが大きく減少しました。

    この2つの施策を通し、売上原価は61%から50%に、また販管費は48%から44%に改善。
    コスト構造の改善と業務効率化が進み、収益力は大きく向上。わずか1年で営業黒字化を実現し、その後の売上拡大に向けた経営基盤の強化につなげることができました。

  2. 営業活動を見える化!仕組み化によって新規開拓と売上拡大を実現!

    企業の持続的な成長に向けては、経営の健全化に加え、売上拡大への戦略が不可欠です。
    原価管理や販管費削減に続いて株式会社ディレクターズ様が取り組んだのは、営業活動の見直しでした。

    業務を洗い出す中で、営業担当者によってその手法や原価計算、見積やその根拠がバラバラであることがわかったのです。
    そのままでは戦略的な売上拡大が見込めないと判断。属人的な営業活動の解消に向けて、まずは業務の可視化を行いました。
    バラバラだったフローや見積の書式、用語を統一してマニュアル化。

    さらに、最低粗利率も決め、顧客情報は社内で共有することで、どの顧客にどの営業担当者が対応しても、確実に粗利を確保できる体制を構築しました。
    こうした取り組みにより、顧客対応や見積作成などにかかる時間が短縮され、営業担当者が新規開拓に時間を割けるようになりました。
    すると新規の顧客獲得が増加し、売上高は前期比116%を達成! 
    業務効率化に向けたシステムへの投資を続けながらも、営業利益は前期比7%増となり、2年連続で営業黒字を達成しました。

  3. 「中小企業版ESG判定」で組織課題を可視化!
    制度化と人材育成を推進

    営業活動の見直しで成果が見え始めたころ、同社の社長が次に手掛けようと考えたのが、社員全員のスキルアップと意識改革です。
    事業の成長を継続していくためには、営業部門だけでなく、社員一人ひとりが利益や経営に対する意識を持ち、組織全体で成長できる体制づくりが必要だと考えたのです。

    しかし、人材育成や組織運営について何から着手すべきか分かりません。
    そこで活用したのが、きづなPARKの「中小企業版ESG判定」で、客観的な視点から組織の現状を可視化し、改善のヒントを探ることにしました。
    ESGのS(社会)には人材育成、G(企業統治)には組織運営に関する評価項目が含まれています。
    判定の結果は100点満点中、40点のC判定。E(環境)も含め、ESGそれぞれの取り組みが遅れていました。
    特に低かったのが組織運営に関する項目です。そこで早速、営業活動の改善点を文書化し、それを組織全体に浸透させました。
    同時に環境施策、人材の採用や育成、組織運営などに関する制度化を図ります。こうした取り組みにより社内のデータが整い、業務が円滑に進むようになりました。

    その後、約1年後に再度「中小企業版ESG判定」を実施したところ、評価はC判定からB判定へ向上。
    組織運営に関する評価も改善し、制度化や情報共有の取り組みが着実に組織へ浸透していることを確認できました。
    現在も同社では、きづなPARKを活用しながら、持続的な成長に向けた組織づくりを進めています。

    社長も以前に増して数値的根拠に基づく経営判断を下しやすくなり、経営課題の把握から施策の検討、振り返りまでを客観的に行えるようになりました。
    経営の見える化を進めたことが、同社の継続的な成長を支える大きな力となっています。

今後の展望

経営の可視化により、営業赤字の解消はもちろん、社員の意識改革も進みました。数値を根拠とする論理的な経営を、これからも進めていきたいです。